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目次
CREAMの素晴らしき世界
ギター(エレキ)を半世紀もやってると、衝撃を受けたアルバムがいっぱいあります。
そのどれもが鮮烈な印象なんですが、
そうした中でも”CREAM(Eric Clapton)の”LIVE CREAM Vol.Ⅱ”は、エレクトリック・ギターにおける基本的なテクニックや奏法面でもっとも影響を受けたアルバムでした。
今回は特にこのアルバムに関して話をします。
これが、今回紹介する~LIVE CREAM VolⅡ~です。
なぜスタジオ盤ではなく、LIVEなのかというと、
等の理由によります。
CREAMにはこれに先立つ「LIVE CREAM(Vol.1)」という名盤もあります。
こちらも間違いなく名盤で素晴らしいのですが、ヒット曲(有名曲)が比較的多く収録されているVol.Ⅱのほうがスタジオ盤との比較でインパクトが大きく、当時の自分には分かりやすかった・・・ということもあったでしょう。
Vol.2はウイキペディアによると…
ということで1968年のアメリカツアー(3月~10月)の中から6曲をチョイスしたもののようです。
LIVE CREAM VolⅡの聴きどころ
1.有名曲が網羅されている
先述の通り、いわゆるCREAMの有名曲が網羅されており、演奏もスタジオ盤とは違って非常にアグレッシブなところが魅力ですが、発表当時このアルバムの評価は決して高いとは言えなかったようです。
先行して発売された「 LIVE CREAM」(※解散後2年経って発売)は納められた曲がほとんど「Fresh Cream」の内容だったこともあって、CREAMの全キャリアを包括的に感じられるこちらのアルバムが初心者には入りやすいと思います。
2.白熱のインタープレイ
CREAMに関しては活動中もメンバー間の仲が悪い(特にジンジャー・ベイカーとジャック・ブルース)のは公然・周知の事実であり、アルバム発表のころはメンバー間の雰囲気も悪かったんだろうと思います。
当時の音源(ブートレッグなど)の中には、冗長で退屈な長尺のソロやメンバー個々が勝手にアドリブを展開したりと、まとまりのなさを感じる部分は確かにあります。
しかし、このアルバムを聴く限り、そんなことは微塵も感じさせない3人の白熱したインタープレイ(アドリブ合戦?)が繰り広げられています。
私自身はこの中では特に~Sunshine of Your Love~をかなり真面目に一生懸命コピーしました。
スタジオ盤のコンパクトなソロ(約50秒)とは全く違うLIVEでのギターソロは、非常に長いものですが(約2分25秒!)
・ロックギターの基本的なテクニックが詰まったお手本のようなギターワーク
・3分近いソロなのに口ずさめるメロディアスなラインと起承転結な構成
テクニックはもちろんですがメロディセンスとタイム感が秀逸です!。これはアルバムのどの曲にも当てはまると思います。
中でも、最後の13分以上に及ぶ Steppin’Out でのクラプトンは本当に凄い!。
基本ペンタの音遣いのみのアドリブ演奏で10分以上に及ぶほぼ独奏で聴衆を飽きさせることなく、これだけのバリエーションと広がりを出せるのか!・・・と感嘆します。
これが半世紀以上前の音だとは到底信じられないです。
やはりこの当時のクラプトンのイマジネーションの豊富さと完璧なテクニックは間違いなく”神(GOD)”だったと言えますね。
因みに、筆者自身はクリームのカバーバンドをやっており、ライブのオープニングにこの曲のさわりだけ(1分30秒ほど)を演ってます(笑)。
それでもたった1分30秒ほどの演奏の中に、かなり色々大切なテクニックが含まれてると思います。
プロの間での評価
そこで、憧れのスーパーギタリスト達のこのアルバムに対する評価を調べてみました。
最近話題のChatGPTを使って、このような質問をしてみました。
以下がその解答です。
続けて、
なかなか面白いですよね!。
フェイバリットにクラプトン自身が入ってるのはご愛敬として、
現代のギター・ヒーローやプログレの大御所までもがこのアルバムに影響を受けて心躍らせていたんですね。
この回答を見た時は、ちょっと正直嬉しくなりました。
興味があってまだこのアルバムを聴いたことがない方は是非聴いてみてください。
今の枯れた渋いクラプトンももちろん素晴らしいですが、20代のバリバリ弾きまくってたクラプトンもやっぱり素晴らしく、カッコいいです!。
※Chat GPTについては、素晴らしいツールではあるが一方で不完全さもあり必ずしも情報が正確だとは断言できない場合もあるようです。この場合も出典などは分からないので絶対に情報が正しいとは言い切れません。
でも、一つの情報として個人がそれで我が意を得たとするならば、それもまた良いのでは…と感じています。
要は好き嫌いは人それぞれですし、このアルバムを酷評する人も当然いるわけです。
でも一つ、確実に言えることは自分にとってこのアルバムのクラプトンのギターに出会わなかったら、今の自分のギターライフはなかった(もしくは全く違ったものになっていた)ということです。
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