ドラマーあるある!|スティックが飛んだらどうする?

ギター&バンド

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ライブ演奏の最中にスティックが滑って飛んでしまうというトラブルは、ほとんどのドラマーが一度は経験することではないでしょうか。

これはドラマー本人にとっても、バンドにとっても非常に困ったことです。

場合によっては演奏中断~やり直しになり、それはもうカッコ悪くて最悪です。

私もドラマーとして、恥ずかしながら何度もこのような経験をしました。

そこで、今回はこのトラブルの回避について、私の体験談を交えながらご紹介します。

目次

スティックが飛ぶ原因は?

まず、スティックが滑る原因は何でしょうか?。

一般的には、以下のような要因が考えられます。

★要因

・手汗や手の油分で、スティックが滑りやすくなる
・スティックの表面が摩耗して、滑りやすくなる
・スティックの重さや形状が自分の手に合っていない
・スティックの持ち方に力みがあり、バランスが悪い
・普段のセッティングと違って叩きづらい

 

スティックを飛ばさないための対策法

私が実践していた対策法は以下の通りです。

1.滑り止めワックスを使う

具体的には滑り止めワックスをスティックに塗ることで、手とスティックの接着力を高めます。

これはあるドラマーさんのブログで知りました。

ライブ前にこれをスティックに塗っておけば、手汗や手の油分が出てもスティックの滑りを抑える効果が期待できます。

これはギターのピックが指の間でズレてしまうことを防ぐときにも使えます。

ただし、注意点としては、ワックスが手に付着すると、他の楽器や機材にも付着してしまう可能性があるので、使用後は手を拭くか洗うことが必要です。


 

2.スティックに滑り止めテープを巻く

こちらはスティックにテーピングをする方法。

Amazonのレビューでも安価で効果が高いという内容が多いです。

実際に滑り止めテープを巻くだけですが、手持ち感がアップして、しっくりと手に馴染む感じが叩いていて安心感につながります。

                           イメージ


 

3.グラブ(手袋)をする

手袋をするという簡単ではあるが、効果的な方法もあります。

革製の手袋(指先が開いている)ものなら、素手に近い感覚で持ちやすく叩きやすいと思います。

ダッチ爺
ダッチ爺

基本はライダーズ用途が主だと思いますが、ビジュアル的にもカッコいいのでロックには最適

 

4.フロアタムにスティックケースを装着する

(写真は参考)

これは、予備のスティックをすぐに取り出せるようにするための方法です。

色々準備しても、やはり飛んでしまうことはあるわけで・・・その場合の対策です。

私は、フロアタムの上にスティックケースを取り付けて、常に2本以上の予備のスティックを用意していました。

ダッチ
ダッチ

万が一、スティックが飛んでしまっても、すぐに新しいスティックに持ち替えることができました。実際これでピンチを凌ぎました!。

 

5.スティックの選び方や持ち方を見直す

これは、自分の手に合ったスティックを選ぶことと、正しい持ち方や振り方を身につけることです。

スティックの重さや形状によって、握り心地や振りやすさは当然違います。

自分の手に合わないスティックを使っていると、無意識に力が入りすぎたり、バランスが崩れたりして、スティックが滑りやすくなります。

色々な種類のスティックを試して、自分に合ったものを見つけましょう。

また、持ち方や振り方についても、プロのドラマーの動画や教則本を参考にして、正しい方法や自分に合った持ち方を試してみるべきです。

これらのことを意識することで、スティックのコントロールの上達が期待できます。

 

6.やり慣れているセッティングにドラムを調整する

ドラムの場合、ライブでは会場のドラムセットを使う場合がほとんどなので、正直どんなドラムになるか当日現地に行くまで分かりません。

これは仕方ないことですが、できればリハーサルで普段自分が慣れ親しんで叩きやすいセッティングに調整することが望ましいです。

ただイベントで複数のバンドが次々に演奏する場合など、時間の制約があり自分の思うようなセッティングに調整することが困難な場合も当然あります。

※リハーサルができない場合もある!。

そんな場合であっても、他のメンバーがセッティングしている短時間でスネア&タム類の高さ・角度とシンバル類の高さ・叩いた時の腕との距離・・・最低限これくらいの調整だけはさっと合わせるようにしています。

これだけでも打ち損じや叩き損じでスティックを飛ばすリスクは軽減できます。

まとめ

以上が、私が実践していたスティックが滑るトラブルの回避方法です。

1.滑り止めワックスを使う

2.スティックに滑り止めテープを巻く

3.グラブ(手袋)をする

4.フロアタムにスティックケースを装着する

5.スティックの選び方や持ち方を見直す

6.やり慣れているセッティングにドラムを調整する

 

これらの方法を試してみると、ライブのパフォーマンスが格段に向上すると思います。

私もおかげで、ライブ本番でスティックが飛んでしまうという恥ずかしい失敗をしなくなりました。

もちろん、完璧になるまでには、練習や経験が必要ですが、それもドラマーとしての楽しみの一つだと思います。

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