【緊急】『ヘバーデン結節』治療に福音か! | 羽鳥慎一モーニングショーが最新治療法を紹介

健康生活

羽鳥慎一モーニングショーが2024年6月21日放送で「ヘバーデン結節」を取り上げました。筆者が知る限り、地上波で「ヘバーデン結節」を特集コーナーで取り上げてたものを見るのは初めてです。

放送の中で、司会の羽鳥さんが「ヘバーデン結節という病名を初めて聞いた!」と言っていた通り、一般的にはまだまだ知名度は低い病気です。

ゲストのキャシー中島さん(※)のコメント通り「命に関わる病ではない」ことから、これまでマスコミで大きく取り上げられることがなかったのでしょう。※キャシーさんは20年に渡って「ヘバーデン結節」と闘っています。

筆者も以前のブログで、”ヘバーデン結節”を経験した者にしか分からない辛さや絶望感を紹介しました。

【必読】へバーデン結節でも諦めない!ギタリストが実践する痛みとの共存法
ヘバーデン結節で好きな楽器演奏を諦めざるを得ないと考えている方に、少しでも勇気と希望を感じていただけるように数年間に渡って自分自身が実践してきたヘバーデン結節克服法を紹介します。

 

放送では、キャシーさんが自身の”リアルな体験談”を話され、まさに「我が意を得たり!」の思いでした。

今回はその番組を見逃した方のためもあり、ヘバーデン結節の原因や症状とその対処法、そして最新治療などを番組のXを参考に、まとめて紹介します。

※詳しく知りたい方は番組のXを見てください。

x.com

目次

梅雨時期に発症しやすいヘバーデン結節

キャシーさん45歳の頃に最初の異変が起きます。

右手の小指の第一関節に腫れが出きました。最初は突き指か単なる関節痛と思ったそうですが、一向に治らないどころかますます症状が悪化。

50代になると他の指にも同様の症状がでてきて、「缶詰の蓋が開けられない」「トイレでズボンが上げれない」など日常生活にも支障が出始めました。

そして発症から10年以上経った57歳で初めて整形外科を受診、「ヘバーデン結節」と診断されました。

日常生活への支障

以下は、番組がヘバーデン結節による日常生活への支障をまとめたもの。

痛みの程度にはかなり個人差があります。中には指は変形しても痛みはあまりない方もいるようですが、一方で隣の指が触れただけでも飛び上がるほどの痛みがある方もいるのがこの病気の特性です。

筆者も発症してからしばらくの間、じっとしていても疼くような痛みが酷く憂鬱な日々が続きました。

発症しやすいタイプは、当然ながら指を良く使う、酷使する人(職業)です。

男女別では40代以降の女性に多いようですが、筆者のようにギターを長年続けて指を酷使し続けた男性の発症も当然ながらあり得るわけです。

※ちなみに、筆者の場合ヘバーデン結節発症と癌(ホルモン)治療の時期が微妙に重なります。

個人的には癌治療によるホルモンバランスの変化が影響した?…とも疑っています。

そして、”藁をもつかむ”思いで駆け込んだ整形外科で医師から告げられた診断がこれです!。

「ヘバーデン結節です。これは老化現象なので、治療法はありません!」

筆者も一言一句(?)違わず、同じことを整形外科医から言われました。

本当に腹立たしく、そのあとに絶望感を感じました。

痛みの原因

番組では「オクノクリニック 奥野祐次医師」の解説で、ヘバーデン結節の発症原因などが分かりやすく図解で示されました。

今まで色々ネットや本で自分なりにこの病気のことは知っているつもりでしたが、このように分かりやすく説明されたのは初めてのことで、非常に「目からうろこ」の思いでした!。

 

そして、いよいよ「ヘバーデン結節」を引き起こす原因説明です!。

初めて聞いた原因でした。「モヤモヤ血管?!」って何??

今回の一番の驚きは、この「モヤモヤ血管」なるものの存在でした!!。

このモヤモヤ血管が血流異常を引き起こすことが「ヘバーデン結節」の主要因のようです。

だとすれば、このモヤモヤ血管がヘバーデン結節治療のターゲットになりますね。

モヤモヤ血管とは??

モヤモヤ血管については、羽鳥慎一モーニングショーでヘバーデン結節の説明をされていた先のOKUNO CLINICの奥野医師のSNSを参考にさせていただきました。

okuno-y-clinic.com

内容を自分なりに要約すると、

・モヤモヤ血管とは、痛みの原因部位にできる「異常血管」のこと。

・体内では「正常血管」以外に、病気の原因となる「異常血管」も作られる

・五十肩、ひざ痛、ヘバーデンなど治りにくい関節痛には異常な血管が存在する

”モヤモヤ血管”の命名由来は、いびつな構造でモヤモヤと見えることから名付けられたようです。

モヤモヤ血管

 

モヤモヤ血管が痛みを引き起こす理由

人間の体には基本ルールがあって、それは

血管と神経は一緒になって伸びる  ・・・ものだそうです。

つまり血管が増えた部位には神経も増えるので、その余計に増えた痛みの信号が脳に送られることになるのです。

しかも、残念ながら一度増えたモヤモヤ血管と神経は簡単には減らないことから、痛み止めや湿布といった対処法では根治には至らないということです。

一般的に有効とされる対処法

番組内で有効な対処法として、キャシーさんが紹介したのが『エクオール』でした。

知人に紹介されて試した結果、非常に効果があったとのこと。

筆者もエクオールを数年服用し同様の経験から、ブログで『エクオール』を薦めていたので安心しました。

※筆者はこれを数年間服用し、症状の緩和を実感しました。その後服用は中断しましたが、昨年後半から他の指にも症状が出始めたので、先般より服用を再開しました。

 

併せて、簡単にできる予防ストレッチも紹介されてました。

 

テーピングは間違いなく手軽で有効な対策です。

筆者は今でもテーピングは欠かしません。特にギター弾くときは必須です!。



 

画期的な最新治療の紹介

今回のもう一つの驚きが、この「動注治療(※)」と呼ばれる最新治療です

※動注治療・・・肘や手首から動脈に細い針で抗生物質を注入することで、モヤモヤ血管が引き起こす異常な血流を正常化させる。治療は1分程度で即効性が期待できる。多くの場合1~2回の注射で効果がみられるという。3年経過観察では、再発が認められたのは約2割程度で、概ね症状改善・回復が確認できているとのこと。

海外ではすでに一部の国で保険適用になっているらしいですが、国内では残念ながらまだ適用外の自由診療。

費用は1回25,000円くらいということですが、耐えがたい痛みや眠れない夜から解放されることを考えれば。。。やってみたいという方も多いのではないでしょうか。

効果には個人差はあるようですが、早い人なら1回の治療で効果が現れるとのこと。

症例・治療実績などより多くのエビデンスがこれから出てきて、保険適用になればまさに「ヘバーデン結節」で苦しむ300万人の患者さんにとっての朗報・光明になりますね!。

※詳しくは以下のサイトも参照ください。

治療法がないとされていたヘバーデン結節に対する革新的な治療法『動注治療』全国60以上の医療施設で導入
医療法人社団祐優会のプレスリリース(2023年11月30日 10時00分)治療法がないとされていたヘバーデン結節に対する革新的な治療法『動注治療』全国60以上の医療施設で導入

最後に

今回は「羽鳥慎一モーニングショー」をたまたま見ていた筆者が驚きと感動を覚えつつ、矢も楯もたまらずブログに書き記した・・・ということです。

是非、興味ある方は番組HPやXを通じて確認してみてください。

筆者も治療法の進化についてもっと深堀りしてみるつもりです。

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