ステージを制覇するバンドの秘密:人気バンドが実践するライブテクニック

ギター&バンド

我々アマチュアミュージシャンにとって、ライブハウスは間近で音楽を通してお客さんと感動・興奮を共有できる貴重な体験の場です。

しかし、常にベストな状態でライブができれば良いのですが、時として緊張や不安からパフォーマンスが低下してしまうことがあります。

そこで、今回はライブ本番に強いバンドになるためにはどうしたらいいか・・・について考えます。

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目次

 ライブに強いバンドになるための秘訣

1.ミスを引きずらず、リカバリーする余裕とノウハウ

誰でもライブ本番でミスをすることは、絶対に避けたい。

でも間違いやミスを絶対なくすことは難しいですね。弾き間違い、曲の構成忘れや歌詞が飛んでしまう・・・などなど色々やらかしてしまうのが常です(笑)。

これはもうある程度仕方ないと諦めるしかないです。

ここで大切なことは、本番でのミスをどう上手くリカバリーできるか だと思います。

では、具体的に何をすればよいでしょうか??

練習を徹底的に行い、演奏やパフォーマンスのクオリティを上げることは勿論ですが、ライブでの緊張感や状況に慣れるために、リハーサルではライブと同様の雰囲気を作るように心がけることが大事だと思います。

 

・バンドでミスしやすい箇所を共有して本番でミスった場合の対応策を決めておく

・事前に本番での立ち位置や機材のセッティングを意識してリハーサルする

・メンバー以外の誰か(仲間や友人)にスタジオに入ってもらい意見を聞く

 

2.観客とのコミュニケーション

ライブは、バンドと観客のコミュニケーションが非常に重要です。

観客とのコミュニケーション次第で、ライブの盛り上がりは格段にアップします。

曲の間のMCはことのほか重要で、MCが上手なバンドはそれだけで客が乗ってきます。

また、バンド自身もお互いのコミュニケーションを取り、パフォーマンスの連携を図ることが大切です。

 

・MCや曲の間の話材も事前に考えて観客との一体感を作る

・普段の自分ではない自分自身を演出するつもりでライブに望む

 

3.ライブに向けた心構え

ライブは、言うまでもなくアーティストやバンドにとって非常に重要なイベントです。

ライブに向けての心構え、ライブに対する意識やスタンスをバンド全員が共有し、メンバー全員が一つの目標に向かって取り組むことが大切です。

 

・ライブ(イベント)ごとにテーマを設けて目標を共有するようにする

・できれば練習後にざっくばらんな打合せ(反省会?)を定例化する

 

4.オリジナリティの発揮

ライブでのパフォーマンスは、観客に強い印象を与える要素の1つ。

オリジナリティを発揮することで、観客に強いインパクトを与えることができます。

 

・曲によって観客と一緒に手拍子をする等のパフォーマンスを考える

 

・観客層やイベント内容を考慮した意外性があって盛り上がる曲をやる

 

5.ステージ演出の工夫

アマチュアではなかなか大掛かりなことはできませんが、ライブでの演出やステージングは、観客の期待を高め、ライブの雰囲気を盛り上げるために非常に重要です。

例えば、

・お店と事前に打ち合わせて曲によって照明や映像の演出をする

・メンバーで統一感(テーマ性)のある衣装で揃える

など、小さなことでも観客に強い印象を与えることができます。

 

6.プレッシャーに強くなる

色々準備してもライブ本番になると、緊張やプレッシャーからパフォーマンスが低下することがあります。

抜本的な解決策はなかなか難しいところですが、

・練習やリハーサルなどで本番を想定しプレッシャーに慣れること

・自分たちがやりたいことに集中し、他のバンドとの比較に囚われない

・自分たちらしいライブをやりきろうと決める

 

7.演奏技術の向上

当然のことながらライブでの演奏は、アーティストやバンドの演奏技術に大きく左右されます。

究極の対応策は、楽器の演奏技術や歌唱力など、練習を通じて個々の技術の向上を図ることは言うまでもないですが、そのうえでバンドとしての演奏力向上のためにアンサンブルの強化は絶対必要になります。

 

ここから先は自戒の念を込めて書いています。

バンドの演奏技術の向上のためにやるべきこと

1.基礎練習の徹底

2.テクニック練習

3.アンサンブル練習

4.聴音力の向上

5.レッスンや他のプレイヤーとの交流

1.基礎練習の徹底

基礎練習は、楽器を演奏する上で欠かせないスキルを習得するために非常に重要です。ピアノで言えばバイエルとかハノンを飽かず繰り返しやることでしょうか。

音の出し方、音符やリズムの正確な演奏、スケールやコードの練習など、基本的な技術を徹底的に練習することが必要です・・・と教則本には必ず書いてあります!

無味乾燥な感じがしますが、継続することが重要なので「続けるための工夫」を考えながらやるべきです。

そうした意味では、YouTubeには色々工夫した面白くて参考になるレッスン動画が本当にたくさんアップされています。こうした中から、自分に合った(気に入った)動画やチャンネルを登録して練習するのが良いと思います。

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2.テクニック練習

楽器演奏においては、やはりテクニックは無視できない要素です。

例えば、速い演奏や正確なピッキング、レガート、スライドなど、表現の幅を広げてくれる特定の技術を習得する必要があります。

これも先と同様に敢えてスクールに通ったりしなくても、YouTubeで必要な知識や練習法を参考にしてみることを勧めます。

 

3.アンサンブル練習

バンドでの演奏においては、アンサンブルの練習が必要不可欠です。

実はこれが一番大事かもしれないと思います!。

相手の音に合わせた演奏や、アレンジやハーモニーの練習を行うことで、バンド全体の音のまとまりや迫力がアップします。

バンドのアンサンブルは、演奏しているメンバーには「上手くできているかどうか?」が正直なかなか分からない部分があります。

第三者に聴いてもらって意見をもらうとか、練習を録画して自分たちの演奏を客観的に見ることで演奏中には気付かなかった問題点が見えてきます。

これをやるとやらないとでは、次回以降の練習の効率や進捗が変わってきます。

是非お勧めしたい点です。


ダッチ爺
ダッチ爺

※筆者は、SONYのMV-1※(すでに生産中止)を使って練習を録画して、簡単な編集をした上でメンバーと共有しています。画質はイマイチでズーム機能もないですが、とにかく操作が簡単です。特になんの設定もすることなく録画するだけで音割れもなく低音の再現性とバランスが良いです。さすがSONYですね。

価格.com - SONY HDR-MV1 レビュー評価・評判
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4.聴音力の向上

演奏技術の向上には、聴音力の向上も欠かせません。

要は”音を聴き分ける力”の訓練ですが、これは数多くかつ繰り返し聴くことでしか得られないものだと思います。

音楽理論の知識や耳コピなど、自分で楽曲を聴き取り、演奏する能力を身につけることで、表現力を高めていくことができると思います。

 

5.レッスンや他のプレイヤーとの交流

自己流で練習するだけでなく、定期的にレッスンや他のプレイヤーとの交流(ライブを観ることも)を行うことも、演奏技術とモチベーション向上につながります。

専門的なアドバイスや、他のプレイヤーからの刺激を受けることで、新しい技術やアイデアを習得するきっかけ・チャンスが得られます。

 

まとめ

ライブ本番に強いバンドになるためには、

 

★ライブに強いバンドになるための秘訣

・ミスを引きずらず、リカバリーする余裕とノウハウ

・観客とのコミュニケーション

・ライブに向けた心構え

・オリジナリティの発揮

・ステージ演出の工夫

・プレッシャーに強くなる

・演奏技術の向上

これらの要素を意識し、日々の練習やリハーサルで取り組むことで、ライブ本番でのパフォーマンスを大きく向上させることができると確信します。

 

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