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断捨離とは、「単に不要な物を処分する意味だけではなく、物に執着せず身軽で快適な生活を目指す考え方」を指します。
つまり本当に自分にとって価値あるものかそうでないものかを選別・仕分けすることと定義できます。
そしてその目的は、生活全般を快適にする作業であり、やり始めると結構時間と手間がかかる作業でもあります。
「断捨離」の必要性は理解できても、いざ始めると収拾がつかなくなって途中で投げ出した・・・という経験がある人もいるかもしれません。
そういった「時間と手間」のかかる作業だけに、リタイアして比較的自由な時間が持てるようになった今が「断捨離」のベストタイミングだと思います。
目次
■断捨離の効用・効果を理解する
断捨離にはこんな効用があります。
なかなかいいことづくめです!
ただし、リタイアしたからといって勝手に行動や考え方が「断捨離」に向かうということは、絶対にありません!
自分自身が「断捨離」の必要性を理解し、実際に行動する以外ありません。
■おすすめの断捨離5選
1.これまでの交友関係を断捨離(整理)
2.契約している保険を断捨離(見直し)
3.ワードローブ・雑誌・本を断捨離(リサイクル)
4.年賀状を断捨離(SNSを積極活用)
5.思い出の品を断捨離する(記録化)
1.これまでの交友関係を断捨離(整理)
無駄な付き合いに係る出費が減る
リタイアして一番変わったこと、かつ最も良かった事は、
「付き合う人を自分で選べる ≒ 嫌な奴、苦手な人とは付き合わない」
リタイアしてから、筆者はそれまで惰性で付き合っていた苦手な人、嫌いな人、合わない人との関係を整理することにしました。
といっても特に電話で「あなたとはもう付き合わない!」と伝えたわけではもちろんありません。
基本的にはSNS(Facebook、LINE)の友達を外したり、ステイタスを下げたりして自分との接点を徐々に減らしていきました。
※会社関係はすぐに外しました。少なくとも名前や顔に覚えがない人、1年以上連絡を取り合っていない人は友達から外していいと思います。また、コメントなしに友達申請してくる人も基本断っています。
常に誰かと繋がっていないと不安だ!…という人なら仕方ないですが、実際のところ自分自身、リタイアした後は会社関係で付き合う(たまに飲む関係)のは数人だけ。
それでも、もし仮に面倒な相手から連絡があっても適当に理由を作って断ればいい。
くだらない会社時代の自慢話やどうでもいい昔話をして、時間と金を無駄にすることはありません。無理して何時間もかけて不毛な会話をするために出かける必要も義理もありません。
もうそれで何かを失うことはないのです。
酒は「本当に飲みたい人」とだけ飲めば良いと思います。人生に残された大切な時間は自分にとって大切な人・家族・友人・恋人に使うべきです。
趣味の音楽関係でも付き合いが面倒な人や考え方が合わない人とは、同様のやり方で徐々に距離を置くようにしました。
断捨離の結果は想像以上でした。すっきり気分は実に爽快です。
いままでいかに自分が人との関係性に気疲れしていたのか、良く分かりました。
そしてこれが大事なんですけど、彼らとの関係を整理したからといって、何ら不便や不安もありません。
人間関係のストレスが確実に減る
人生におけるストレスのかなりの部分がいわゆる”人間関係”に起因しています。
博報堂生活総研の2年に1度の定点調査「生活定点1992-2020」によると、最新(2020年度)の「ストレスを感じる理由は何ですか?」というアンケートに対する回答で”人間関係(職場・学校と家庭の合計)”が全体の73.2%を占めています!。
引用:「博報堂生活総研 生活定点1992-2020より」
詳細はこちらから→ 引用:ストレスを感じる理由は何ですか? [ストレスを感じる人のみ]
1点だけ気を付けよう ~大切な人は変わりがいない~
※ただし、1点だけ注意が必要です。
最初に話したように、断捨離とは、
「本当に自分にとって価値あるものか、そうでないのかを選別・仕分けすること」
でもあるのです。
それは人でも同じこと。自分にとって本当に大切な人を自ら失う愚は決してやるべきではありません。物なら買い直せば良いですが、人との関係はそうはいきません。
無神経な言動や振る舞い、相手の気持ちに思いが至らず心ならずも傷つけてしまう思慮浅い判断は決してやるべきではありません。
筆者も過去にそういった取り返しのつかない間違いをしてしまいました。
反省しても遅いのです。本当に大切な人は曇りのない澄んだ目で見つめるべきです。
2.契約している保険を断捨離(見直し)
・保険内容のチェックをしよう
日本人ほど保険が好きな国民はいないそうです。私も複数の保険を契約していますが年末調整で書類提出するとき以外、どこのどんな保険なのかほとんど分かっていませんでした。
契約したまま特に変更していない保険は保証内容を見直すことで掛け金を減らせます。
契約した時点と現在ではカバーすべき内容や必要な保証額も当然変わっているので、内容を見直し(減額)できる余地はきっとあります。
しかし今さら昔の契約書を読み返すのも面倒だし、どこにあるかも定かではない。なにより条文の表現が分かりづらく字も小さいので内容が理解しづらい。
多くの場合、保証内容の詳細などほとんどわかっていないのが実情でしょう。
あれこれ悩むよりファイナンシャルプランナー(FP)の知恵を借りましょう!
(無料相談もできますよ)
以前ネットで無料のFP相談を申し込みました。当日予約時間通りに担当FPが家まで来てくれました。
こちらが用意していた保険証書をじっくり見てくれて、現在の保証内容の詳細を説明してもらい適時アドバイスをもらいました。
これだけでも大きな成果です!。
何回でも相談は無料とのことでした。
その後、アドバイスに従って実際に家財保険の内容を見直すことで保険料を軽減できました。
終活についてもアドバイスをしてくれました。
FPはお金に関するプロです。
教育・住宅・保険・税金・相続・資産運用など、お金に係る様々な質問・不安や相談に応えてくれます。
3.ワードローブ・雑誌・本を断捨離(リサイクル)
断捨離の定番ですが、一番やりやすそうでできないのも服飾や書籍の処分です。
結構なスペースを占領するので、断捨離の効果は大きいと思います。
思い入れがあったり、好きなデザインだったりで躊躇うことありますが、ポイントは断捨離するための基準を決めてしまう事でしょう。
例えばこんな感じ。
【服飾の場合】
1.2年以上着ていない(いつか着るだろう・・・そんな日は来ないと考える!)
2.体形が変わって(太って)入らなくなった
3.クローゼットが一定以上になれば処分する
【書籍の場合】
1.小説などは好きな作家に絞って残す
2.流行本は読んだら出来るだけ早く処分する
3.趣味の本は内容を選別して取捨選択する
メルカリや古着・リサイクルショップを活用して、捨てるのではなく資源リサイクルしています。
不要なものを減らして必要なものだけを残すことで、以下のような効果・改善が期待できます。
4.年賀状を断捨離(SNSを積極活用)
2年前62歳の時に”年賀状しまい”をしました。それまで毎年年末になって「そろそろ年賀状書かなきゃ!!」というプレッシャーを感じていました。毎年、年明けに届いた年賀状に慌てて返事するのが常でした。
実際、物ぐさな自分にとって年末が迫るにつれて「年賀状書かなくちゃな・・・」というプレッシャーは想像以上に大きかった。それに、いざ書くとなると相応の時間もかかるし。
表裏が印刷された年賀状って、あまり有難みも愛想もないと思いませんか?。言葉は悪いかもしれませんが、無機質で温かさ・親愛の情を感じないです。それならいっそ事前に連絡をして、出さない方が良いと思います。
”年賀状しまい”をして本当にスッキリして楽になりました。
年賀はがき代も書くための拘束時間も思いも他バカにならなかったことが、辞めてみて分かりました。
なによりリタイアして付き合う人数も思い切り減ったし、外出する機会も大幅に減って飲み会や付き合いも減っていたので、ある意味当然の成り行きだったとも思います。それで良かったし、とても自然なことだと思います。
もちろん時候の挨拶としてこの風習を尊重したい方に対して他意はありません。個人の自由なので。
ただ頂いた賀状には返事しないと失礼になるので、先んじてこちらから”年賀状しまい”を告げたまでです。
実際、SNSがあれば連絡や近況を知ることに関して、特に問題はありません。
その上、SNSを常に活用することは結構指先と頭を使うのでボケ防止にもなると考えています。
5.思い出の品を断捨離する(記録化)
我が家にも子供たちの小さい頃の8ミリビデオやVHSビデオや音楽カセットがもの凄くたくさんあります。
ただ再生機器も規格変更やら壊れたりで、場所だけ取って肝心の再生ができないまま、長年お蔵入りでした。
でも子供のものや昔の思い出って中々捨てられませんよね、やっぱり。
そこで専門業者にたのんで8ミリビデオやVHSをDVDに変換してもらうことにしました。おかげで保管スペースも一気に解消して、いつでも昔の映像を観れるようになりました。映像の劣化も防げるので一石二鳥です。
多少お金はかかりますが古い映像機器が断捨離でDVDに生まれ変わりました。
これも一つの断捨離でしょう。
子どもが描いた絵とか残しておきたい記念のものなら写真に残してスクラップしても良いと思います。
スマホで撮った写真をきれいなフォトブックにしてくれるサービスもあります。箱に掘り込んだままにしているくらいなら、フォトブックにして子供にプレゼントしてあげるほうがよっぽど気が利いていると思います。
ただし、余りに多くのストックをデジタル化することは、時間と費用からみて無駄が多すぎます。
実のところ、これらを見返す機会がこれまでどれだけあったかを思い返してみて、一度もなかったなら思い切って断捨離すべきでしょうね。大切なのは、過去にとどまることではなく未来を考えることですから。
■まとめ
以上、ここまで断捨離の効用について紹介しました。
まとめてみます。
そして、これらがもたらす効用・効果を意識しながら断捨離を頑張りましょう。
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