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手作りイベント”奈良バンド・フェスタ2024”開催
手作りイベントで地元バンドを盛り上げる!音楽の力で生まれた奇跡の1日
2024年7月後半のある日。
それは、地元奈良で活動するバンドが一丸となって作り上げた、忘れられない一日でした。
自分たちの手作りイベント”奈良バンド・フェスタ2024”が開催された記念の日になりました。
すべては、地元の音楽シーンをもっと盛り上げたいという想いから
このイベントの発起人は、私達のバンド(※)のバンマス。
60代の彼は音楽スタジオを経営しており、そこに練習に来る地元バンドの若者たちとの交流を深める中で、バンド活動における彼らの悩みや願望をなんとか解決できないかと常々考えていました。
その結果、彼の中で次第に『地元の音楽シーンをもっと盛り上げたい、そして、様々な世代の人々に音楽の楽しさを届けたい』という熱い想いが膨らんできました。
その結果、地元で活躍する様々なバンドたちと力を合わせ、自分達だけの力で今までにない音楽ライブイベントを開催しようということになり、数か月前から準備を進めてきました。
※私たちのバンドは洋楽のロック・ポップスを主にレパートリーにしており、バンド構成は20代が3人、60代が3人の6人構成という超変則構成のバンドです。
イベントの準備
イベントの準備は、私たちのバンドのバンマスが中心となり、出演交渉や会場の手配、楽器や機材の調達、運営費用の捻出、音響・照明の手配など、ただでさえ大変な交渉を積極的に一手に引き受けてくれました。
そして最終的に、出演バンドは6バンドに決定。
学生、社会人、プロなど様々なジャンルやメンバー構成のバンドが集まることで、多様な音楽が楽しめるイベントになることを目指しました。
また、会場の手配も重要な課題でした。地元の楽器店が経営する音楽ホールと交渉し、日程やレンタル金額を調整しました。
楽器や機材はドラムセットは我々のバンドのドラマーが供与することとし、殆んどの機材はバンマスが経営するスタジオから持ち込み(無料提供)とするなど、自分たちのネットワークを駆使して、必要なものを揃えました。
運営費用の捻出も大きな課題でしたが、出演者(社会人と学生)それぞれに一律参加費の形で資金を集めました。音響・照明の手配も、バンマスが普段から懇意にしている業者さんに、リーズナブルな価格での協力をお願いできました。
こうして自分たちの手で出来るだけのプロフェッショナルな環境を整えました。
前日に主だった機材の搬入を行い、数か月にわたる準備期間を経て、試行錯誤を繰り返しながら出演者たちの協力を得て、ついにイベント当日を迎えることができました。
イベント当日
当日は、晴天ながら35℃を上回る酷暑にも関わらず、予想を上回る150名以上のお客さんに来場いただき、会場は満席となりました。
結果的に予想を上回る来場者のおかげで入場料でほぼ全ての費用を賄うことができました。
音響のトラブルで少し開始時間が遅れたものの、演奏はどのバンドも渾身の力を振り絞った熱演で、それぞれが個性溢れるパフォーマンスを披露しました。共演者もとても良い刺激をもらいました。
そして、トータル6時間に及ぶ長丁場(途中休憩あり)ながら一切だれることなく会場は熱気に包まれ、お客さんも終始熱い声援で盛り上がりました。
音楽の力で繋がる世代
地元で活躍する複数のバンドが、一堂に会して地元の会場で多くのお客さんの前でパフォーマンスを披露できたことは、出演者にとっても大きな喜びでした。
お互いの活動を理解し合い、親睦を深め、情報交換ができたことも大きな収穫でした。
しかし、何よりも感動的だったのは、音楽を通じて様々な世代(20代~60代)が協力し合い、一つのイベントをやり遂げたことです。
世代間ギャップを超えて、一緒に何かを創り上げることができる、音楽の力の素晴らしさを改めて感じさせてくれました。
20代の若者たちは、エネルギッシュなパフォーマンスで観客を魅了し、30代・40代の社会人バンドは、経験に裏打ちされた安定感のある演奏を披露しました。50代・60代は、長年の音楽活動で培った技術と情熱を存分に発揮しました。
イベントの意義と未来
このイベントを通じて、地元の音楽シーンが一つにまとまり、互いに刺激し合いながら成長していく姿を目の当たりにしました。
音楽を通じて繋がる心、この感動を来年も再び味わいたいと思います。
イベントの最後には、出演者全員で「来年もこのイベントを続けたい」と確認し合いました。音楽の力で繋がる心、この感動を来年も再び味わいたいと思います。
来年のイベントも、さらに素晴らしいものになることを願っています。
音楽の力で繋がる心、この素晴らしい体験を多くの人々と共有し、奈良の音楽シーンをさらに発展させていきたいと思います。
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