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リタイアしたら「趣味や生きがい」を見つけないと一気に老け込んでしまうのが心配だが、かといって今までこれといった趣味も持たずに仕事一筋だった自分には今さら趣味なんて・・・と悩んでいる方。
その悩みに答えます。
目次
■筆者のプロフィール
筆者は、男性(65歳)で現在も趣味のギターとドラムで4つのバンドで年間20~30回程度のライブ活動を現在も続けています。その過程でスタジオ練習やライブ映像を記録し残すという作業を通じて、「動画編集」にハマりました!。
平日は家で楽器の練習や映像編集作業やブログを書いたり、週末はスタジオで練習かライブをやるのがルーティーンになっています。
1.リタイア後に”趣味”や”生きがい”を持つべき理由
1-1.リタイア後の3つの不安を解消する
リタイア後の不安には大きく分けて三つがあります。
「健康」と「お金」が大事なことは誰だって分かりますね。
では「生きがい(趣味)」はどうでしょうか?。先の2つに比べて抽象的で絶対にないと困るといわれても・・・。そんな印象ですよね。
実は「健康」「お金」「生きがい」は、三位一体の関係にあると言えます。
この三つのバランスを上手く取りながら暮らしていくことが不安解消の秘訣です。
ある調査では、”目的意識や生きがいをもつ人”の方が”無為に過ごす人”に比べて寿命と健康寿命が長い傾向があることが明らかになっています。
”お金” ”健康” ”生きがい(≒没頭できる趣味)” この3つが楽しくリタイア生活を送れるかどうか・・・の鍵になるようです。
でも「生きがい(趣味)」を探しましょう!と言われても、「いざ何をやるか?」となると正直難しい問題です。
とりあえず興味の向くものを手あたり次第初めて見るか・・・!?。
これは流石に推奨できません。かえって、やる気をそいでしまうこともあるからです。
闇雲に手を出すのではなく、挑戦する前提を決めておくべきだと思います。
1-2.趣味選びのための条件を決める
私自身は特に、①~④が前提条件として重要だと考えています。
では、どうやったら生きがいや趣味に出会えるのでしょうか?
2.”趣味”や”生きがい”は過去~現在の自分の生活スタイルの中にある
2-1.昔やりたかったことを思い出してみる
昔好きだったことや、やりたかったこと・・・でもいつのまにか記憶から消していたようなことはないですか?
「漫画家になりたかった」・「電車やバスの運転手になりたかった」・「ミュージシャンに憧れた」・・・とか
時間と経験ができた今こそ、もう一度挑戦してみる価値があるとも言えます。
プロになる必要はありません。自分が納得できるやり方を目指せば良いんです。
2-2.これまでの経験を活かせないかを考えてみる
仕事を通じて会社や職場でいろんな経験をしてきたと思います。
中には不本意で続けた仕事や職種もあるでしょう。
でも、どんな仕事にせよ「誰かと出会い」「何かを体得」したはずです。
お金の為と割り切っていた仕事や経験が、しがらみを離れた今は自分の強みになっているかもしれません。
自分の棚卸をしてみると案外新しい何かとの接点が見つかるかもしれません。
では、次に筆者がすすめる趣味を紹介します。
3.おすすめの趣味 6選
私の「おすすめの趣味6選」は以下の通りです。少し自身の経験からのバイアスがかかっているかもしれませんが、参考意見として気楽にお付き合いください。
1.写真(カメラ)
最近のスマホのカメラ機能は解像度もですが付帯機能が凄い。(静止画だけでなく動画も)
現在はスマホさえあれば、かなりのクオリティで撮影が可能になりました。
なにより手軽です!。
100均に行けば、スマホ関連のコーナーにアクセサリー関係がいっぱいあります。
見てるだけで面白いし、さてどう使おうか・・・と好奇心を刺激されます。
趣味を始める上で、すぐに始められる・手軽に始められることはかなりポイントが高いですね。
友人にプロ裸足のアマチュア・カメラマン(有名写真雑誌のコンテストでも入賞常連で定期的に個展を開くレベル)がいます。彼曰く、「普段の何気ない街や人物のスナップを撮るのであれば、スマホで十分だ」と言っています。
2.歌や楽器演奏(弾き語り・バンド活動)
楽器は運動のように体力をあまり必要としない分、長く楽しめる趣味です。歳をとっても十分楽しめます。
昔楽器を触ったとかバンドをやってたけど今は何もしていないという方なら、なおさらやってみる価値大です。
音楽(楽器演奏)で感情や情緒に適度な刺激を与えることは老化防止にもつながると思います。
60代後半からギターを始めて、70代になった今もライブハウスで弾き語りライブをやってる友人もいます。
始めるのに遅すぎることはないです!。
私は高校からギターを始めて約半世紀が経ちました!。60代半ばの今も最低でも月一ペースでライブをやってます。年齢・性別・職業など関係なく付き合える音楽仲間ができました。是非挑戦してほしい趣味です。
【POINT】いきなり音楽教室や個人レッスンを始めるのは勇気が要りますよね。そんな時は無料体験で雰囲気や内容を確認してから決めるのも良いと思います。
わざわざ出かけるのはちょっと・・・とか、近くに適当なスクールがない、といった方にはオンライン無料体験もあります。これなら気楽に試せるのではないでしょうか。
3.ブログを始める
文章を書くことが苦手だった私がブログを60歳を過ぎて始めることにした理由の一つが、自分のやってきたことや感じてきたことを形にして残しておきたいと思ったからです。
”考える習慣”を持つことで脳トレにもなると思いました。
”頭の体操”としても最高の趣味だと思います。自分にとっては立派な”ボケ防止”になってます(笑)。
最初はブログなんて自分にできるのか不安でしたが、思いのほか簡単に始めることができました。ブログ作成サービスも色々あるので目的別に選びましょう。解説動画やサイトも数多くあるので自分に合ったものを参考にしたらいいと思います。
私もレンタルサーバーの”エックスサーバー”を通じてWordPressを始めました。いわゆる機械音痴・IT音痴の私でも無理なくブログを始めることができました。超初心者の方には、特にお勧めします。
4.御朱印集め(社寺仏閣巡り)
私は家内と週末に出かけた折など、時間が許せばお寺や神社があればできるだけ立ち寄ります。
田舎住まいのため普段から主に車移動なので、車にいつも御朱印帳を置いています。
お寺によっては写経ができるところもあります。心を無にして写経するのも非日常体験としてお勧めです。
静かな境内を散策しつつ、達筆の御朱印をいただくと心が落ち着きます。それに御朱印が増えてくるのが楽しい!。こうなると一種のコレクターですね。
5.SNS(Facebook、You Tube、Instagram、Twitter)
50代半ばでFacebookを始めました。きっかけは音楽仲間と情報などを共有したいと思ったからです。
SNSの重要性と影響力は今後も強まると思います。
SNSが苦手で距離を置いている方。食わず嫌いのままでは、本来得られるはずのメリットを享受できないなんてことになるかもしれません。
積極的に参加するのではなくても、閲覧できるぐらいにはなっておきましょう。
記録して形に残すって凄くワクワクすることです。何年前の今日、自分がどこで何をしていたか・・・普通なかなか思い出せないですが、SNSだと簡単に映像と一緒に記憶が蘇らせることができます。
6.映像・動画編集
FacebookやYouTubeにアップするためにライブで撮った映像(音声)を編集することが目的で始めた映像編集でした。
SNSアップが目的ですが、今は編集過程そのものを楽しんでいます。”時間を忘れて没頭する!”感じ(笑)。
毎回ライブで疲れていても、オリジナルのライブ映像の出来上がりを楽しみにせっせと夜中まで編集作業をしています。
ビデオカメラとそこそこ処理能力のあるPCと編集ソフト(私はPower Directorという有料ソフトを使用)があれば誰でも簡単に編集作業ができます。無料のソフトでも十分楽しめるレベルの映像は作れます。
私はPowerDirector16(ちょっと古い)と無料の編集アプリ を使い分けて編集しています。PowerDirectorは自分のライブや子供・孫の記念日の映像編集に主に活用しています。練習風景を編集してSNSで共有したりする場合は無料ソフトでササっと作ってアップすれば十分ですが、記念になるライブを編集する場合はもう少し凝った演出や効果が欲しいので色々な映像処理ができる有料ソフトを使っています。
自分自身のライブだけではなく、例えば子供や孫の成長を”動くアルバム”に編集して楽しむって、なかなか贅沢な趣味だし子供や孫にとっても後々素晴らしい財産になると思います。
先に挙げた写真や音楽、SNSとも密接に関連する趣味ともいえるので趣味の幅が一層広がると思います。
■眠っているデータはないですか?
また、昔子供の成長を8ミリやハンディカムで撮った経験を持っている方は多いと思いますが、現在は再生機器がなくて(または壊れてしまって)そのままデータが眠ったままという方もいらっしゃるのでは。。。
もったいないです。記録が劣化してしまわない内に、専門業者にDVDに変換してもらってはどうでしょう。家族だけの宝物ですから是非お勧めします。
私は最近DVDに変換してくれる業者さんのお陰で、社会人になった子供たちと何十年前の彼らがまだ幼いころの懐かしい映像を一緒に見ることができました。懐かしさと感慨がひとしおでした。DVDにしておけば劣化も防げます。
★眠っているデータをお持ちの方はこちらを参考に→【ダビングコピー革命】
何が何でも趣味を探す…といった強迫観念では返って見つかるものも見つからないものです。
気楽に考えてみましょう。
何でもいいですが、時間を忘れて熱中・没頭することや瞬間があったとしたら、それこそが求める趣味(生きがい)のヒントになるかもしれません。
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